タイの南部・中南部を中心に爆弾テロ事件が発生
2016年8月11日と12日、タイ中部と南部の7県で9件の爆発事件と
5件の不審火事件が発生しました。
タイ国家警察の発表では爆発事件で4人が死亡、外国人10人を含む
34人が負傷しています。
タイ観光地で有名なホアヒン県では繁華街路上で爆弾が爆発し、
屋台を運営する女性1名が死亡するなど各地域で同時多発的に
爆発事件が発生しました。
2016年8月7日に軍事政権主導の新憲法草案の賛否を問う国民投票が
行われたばかりで、その動きに反発する組織の犯行とみられ、
国際テロの犯行ではないとしています。
2016年度中にはタイ国内へ訪れる観光旅行者が3000万人を越える
見通しですが、今回の事件は観光旅行者数の伸びに影響を与える
可能性も示唆されています。
タイ観光スポーツ省の発表では2015年度のタイへの海外旅行観光者数は
2988.1万人(およそ3000万人)でした。
その中で最も多かったのは中国人で793万人、全体の観光旅行者数の
4分の1を占めています。
日本人は3番目に多い138万人でした。
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