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タイの電力発電大手のラチャブリが1万MW発電能力を目指す

タイの電力発電所大手、ラチャブリ・エレクトリシティ
Ratchaburi Electricity Generating(RATCH)が
700億バーツを投じて1万MW規模の発電能力を2023年度
までに達成する目標を掲げました。

2016年時点では6,956MWの発電能力があり、タイでは競合他社の
発電施設建設もあり、国内需要は十分まかなえるとの判断から、
今後は海外向けに発電所拡大を進めます。

海外の案件は化石燃料と再生利用の双方のエネルギーを利用する
企業を対象にM&Aを進める計画です。
RATCH社の海外発電所はラオスのHongsa発電所を中心に
同じくラオスのXe-Pian Xe-Namnoy水力発電所などで増やし、
大型開発案件から小型開発案件へシフトしていきます。

同社の2016年度第1四半期の業績は売上138億200万バーツ、
純利益12億5900万バーツになっています。

タイ国営電力公社Electricity Generating Authority of
Thailand(EGAT)も海外進出として完全子会社でEgat International
Co(EGATI)を設立しました。
RATCH社は同社とミャンマーでMy Tong hydropowerプロジェクトの
事業可能性調査を進めます。

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