インドネシアのサリム・グループは同国内で養鶏事業参入を決定
インドネシアのサリム・グループは同国内で養鶏事業への参入を
決定しています。
同国内最大のシェア34%を誇るタイのCPグループ傘下、
チャロンポカパーン・インドネシアCharoen Pokphand
Indonesia(CPIN)との戦いになります。
タイのCPINチャロンポカパーン社はタイ国内のみならず、
東南アジアを中心に養鶏、養豚、コメ、食品関連事業を展開する
コングロマリットです。
2015年度業績は売上30兆1077億ルピア、純利益1兆8369億ルピアと
なっています。
サリムグループは2016年2月にマレーシアの養鶏大手である
CAB Cakaran(CABチャカラン)社の株式を一部取得。
マレーシアの養鶏・鶏肉加工大手CABチャカランに3100万リンギ
出資することで合意しました。
その後、インドネシアの養鶏事業への参入を発表しています。
CAB Cakaran Corporation:CABチャカランコーポレーション(CAB)
7174はマレーシア最大規模の鶏肉加工企業で、養鶏、鶏肉加工、
水産加工の大手です。
2015年度業績は売上6億7200万リンギ、+32%増、純利益1604万リンギ、
43%増でした。
ブランド名”LIKES”、”GARING”、”AyamLikes”などを展開しています。
2015年3月にニュー・ケミカル・トレーディング、
セリ・クダ・コーポレーションと合弁企業を設立し、
バイオマス発電などを行うことも発表しています。
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