タイの石炭採掘・生産最大手バンプーではアメリカのシェールガス権益取得
タイの石炭採掘・生産最大手バンプーではアメリカのシェールガス権益を
1億1200万ドルで取得したと発表しています。
2016年4月にアメリカのシェールガス鉱区「マーセラス」の
北部ペンシルベニア州に権益を持つChaffee Corners Joint
Exploration Agreement(JEA)の株式29%を取得しました。
同社においてアメリカで初の投資案件であり、これまでのアジア
重視戦略から分散投資します。
JEAは65%がTalisman Energy Inc社によって保有されています。
バンプー社(BANPU)は東南アジア最大の石炭採掘会社で別事業では
発電事業も手掛けています。
2015年度業績は売上881億6800万バーツ、
純利益―15億3400万バーツでした。
国際的な石炭価格下落が響き赤字決算となりました。
同社は2015年に日本で太陽光発電事業に参入すると発表しており、
2020年までに合計20万キロワット規模の発電能力を目指すと
しています。
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