タイの国営石油開発PTTでは16年度売上目標を下方修正
タイの国営石油開発PTT Exploration and Production
(PTTEP)が2016年度石油生産コストを下方修正するとしています。
2016年度は1バレル35ドル、―10%になるとしています。
2015年度業績は売上1935億7800万バーツ、純利益―315億9000万バーツで
大幅な赤字下落となっています。
同社は3つの戦略として「Reset, Refocus, Renew」を打ち出しました。
Reset戦略として継続的コスト削減を掲げ、Refocus戦略ではタイ国内と
東南アジアの国々に再フォーカスします。
2016年4月に米国石油大手のシェブロンはミャンマー国内で取得済みの商権を
13億USドルで売却する意向を表明するなど、大手エネルギー企業が資産売却
を進めています。
3番目のRenew戦略としては親会社のPTTとLNG事業を強化する一方、
リサイクルエネルギー事業などの進出を検討しています。
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