インドネシアの大手金融機関バンク・ラクヤット・インドネシア、2016年度の融資額目標について楽観視
インドネシアの大手金融機関バンク・ラクヤット・インドネシア
(BBRI)が2016年度の融資額目標に向けて楽観的な見方を示しています。
インドネシア政府の進めているマイクロファイナンスローンプログラム
で同行の融資額が伸びるとみています。
同行頭取のAsmawi Syam氏は2016年度2月の融資額成長率は前年比
+14%を達成したとしています。
業界平均は+9.5%増でした。
2015年度通年では前年比+13.9%増でおよそ558兆ルピアと
なっています。
2016年度よりインドネシアの銀行の25行がインドネシア政府支援による
マイクロクレジット・プログラム国民事業融資制度:KURに参加します。
2015年度までは大手国営銀行のみでしたが、取扱金融機関も増えて
より国民に広がると見ています。
16年度の目標は100兆ルピアを見込んでいます。
同制度の利子率は通常12%から9%になり、低い利子で融資を受けられます。
バンク・ラクヤット・インドネシアはインドネシアの大手金融機関4行の
中の一つで、フルバンキングサービス、イスラム金融のシャリア金融なども
扱っています。
2015年度の業績は総資産878兆4263億ルピア、
純利益253兆9700億ルピアでした。
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