タイの2015年度の自動車販売台数は79万台と発表
タイ工業連盟の自動車産業局では2016年度の販売台数予測は
750,000台~780,000台と予測し前年比マイナス2.5%~6.2%と
しています。
2012年度に終了した”ファーストカー購入政策”はインラック政権が
実施し、2013年133万台、2014年88万台となりました。
2015年度は前年比マイナス9.3%減の799,592台となりました。
2015年12月は2年ぶりに10万台を越え、101,424台の販売台数と
なりました。
2016年度にタイ政府の自動車税制改革により価格上昇が見込まれ、
その駆け込み需要で販売台数が伸びました。
一方でタイ国内の消費者信頼度指数は上昇の兆しを見せていて、
タイ商工会議所大学の調査で2015年12月の消費者信頼感指数は
76.1ポイント、3カ月続けて上昇しました。
タイ政府は2015年12月末に物品・サービスへの支出について
15000バーツを上限に個人所得税控除する年末商戦を見込んだ
購入刺激策を打ち出し、その結果として景気が一時的に良くなったとの
見方も出ています。
一方でタイの国民・消費者は2016年度は景気が回復すると感じていて、
2016年度全体として消費者の信頼度指数は回復していくと
予想されています。
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