By: Jonathan Nalder – CC BY 2.0

タイの携帯電話端末機販売、エンジニアリング系上場企業の
インターナショナル・エンジニアリングInternational　Engineering
(IEC)が40億バーツを掛けて自然エネルギーの開発に挑みます。
同社は新規に出資者を募り増資を行い、2016年度からリサイクルエネルギー
に参入します。

75MW規模の発電を目指し、バイオマス、バイオガス、太陽光発電で構成され、
その資金は20億バーツの新規出資と、20億バーツ分の既存株主からの増資で
賄います。

同社は数年赤字が継続していましたが2014年度の業績では売上では
5億1200万バーツで、純利益では1300万バーツと黒字化しています。
ところが全体の売上では大きく下落していて、11年度11億7000万バーツ、
12年度10億5400万バーツと売上規模が年々下落していました。
15年度の1月～9月期の業績は売上で4億8400万バーツ、
純利益では4140万バーツでした。
売上の大半はエネルギー関連からとしています。

同社はインターナショナル・エンジニアリング(IEC)前取締役が
タイ証券取引所(SET)により横領容疑で告訴され、それをきっかけに
携帯販売・通信事業から発電事業へシフトしています。