タイの食品財閥チャロンポカパンフーズ、企業の買収・M&Aを進める
タイの食品財閥チャロンポカパンフーズCharoen Pokphand Foods
(CPF)がさらなる拡大を進めるため企業の買収・M&Aを進めていくと
しています。
CPF代表取締役Adirek Sripratak氏は景気が減速している現在が
チャンスであり、企業買収候補へのアプローチを進めるとしています。
2015年7月にはオランダ子会社であるCPF Netherlands社はオランダの
農業投資会社、アグロ・インベスト・ブリンキが保有していたロシアの
鶏肉製造事業を6億8000万ドルで取得しています。
ロシアでは既に飼料、養豚事業は開始しています。
CPグループでは付加価値の高い商品開発とサプライチェーンの整備に
よる流通整備を目指します。
海外展開で力を入れるのはASEAN域内、トルコ、タンザニアと
しています。
2015年度の1月期~9月期の業績は売上では3258億2000万バーツ、
純利益では95億1000万バーツでした。
そのうち67%が海外売上、輸出になっていて33%が国内売上に
なっています。
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