タイ 源泉徴収方法
・源泉徴収方法
サービスを受けた料金の価格(VATは除く)に対する源泉徴収額を差し引き、
源泉徴収票に自社名・住所 法人税番号(個人の場合はIDカード番号か納税番号)、
源泉徴収する相手の会社の会社名・住所・法人税番号および
源泉徴収額を書き込んで、差し引いた後の金額とともに相手に渡します。
・源泉徴収例
会社Aに翻訳サービス 10,000バーツ分を依頼した場合
請求金額 = 翻訳費 10,000バーツ + VAT 700バーツ(7%)
支払額 = 翻訳費 10,000バーツ - 源泉額 300バーツ(サービスで3%)
+ VAT 700バーツ(7%)
請求金額は10,700バーツですが、支払う金額は10,400バーツと源泉徴収票です。
源泉徴収されたお金はどうなるか
源泉徴収とは支払った側が、支払われた側の所得税を代わりに納める制度
なので、所得税の納税扱いとして年末将来納めるべき税金と相殺されます。
上記のフリーペーパー会社の場合、仮に年間の広告収入を100万バーツとします。
(VAT7%別)お客様からは3%差し引かれるので実際に会社に入るお金は97万バーツとなります。
この会社の年関係費を50万バーツとすれば
帳簿上の利益は 収入100万バーツ - 経費 50万バーツ = 利益 50万バーツ
この会社の法人税率を30%とすると納税額は
利益 50万バーツ × 30% = 15万バーツ となりますが
すでに3%を源泉徴収されているので、
実際に税務署に納める法人税は 15万バーツ-2万バーツ で13万バーツとなります。
この記事へのコメントはありません。