タイ インドネシアの自動車販売台数
タイとインドネシアの2012年度の新車販売台数は、
それぞれが100万台を突破したことを発表しています。
大きな違いはタイの方が生産台数が倍になります。
タイもインドネシアも一人あたりGDPが3,000ドルを超えていて
自動車購入可能な中間所得層がこの販売台数急増の理由になっています。
トヨタモータータイランドの2012年度のタイ国内新車販売台数は、
前年同期比+80.9%増加で143万6,335台となりました。
2011年度はタイの洪水の被害で、10月~12月は大幅減産になった影響もあり、
今回その反動で大きく伸ばしています。
また、タイのインラック政権も初回自動車購入減税政策を導入したことあり、
年末購入の駆け込み需要も発生しました。
インドネシア自動車工業会のインドネシア国内の2012年の国内新車販売台数は
前年同期比+24.8%増加の111万6230台となっています。
インドネシア政府は2012年6月に加熱する自動車ローン購入の規制強化のため、
自動車ローンの頭金の下限額を定めて貸し出しを抑える法律を制定しました。
しかし、その後も自動車購入の台数は大きな影響が無く、増加しています。
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