タイの高速道路運営大手バンコク・エキスプレスウェイ、地下鉄運営バンコク・メトロの合併は延期
チョーガンチャーン(CK)傘下企業のタイの高速道路運営大手、
バンコク・エキスプレスウェイBangkok Expressway(BECL)、
地下鉄運営バンコク・メトロ Bangkok Metro(BMCL)の合併は、
法的な手続きの遅延の理由で6か月延期すると発表しています。
BECL社の代表取締役のPayao Marittanaporn氏は両社の合併後に
新会社をタイ証券取引所(SET)に再上場をさせるとしています。
両社を合併させる背景は流動性の向上と株式市場からの資金調達増加を
狙うためとしています。
バンコクエキスプレスウェイBECL社はバンコク都内の第2高速道路などを
中心に高速道路を運営。
バンコクメトロ(BMCL)社は15年現在バンコクの地下鉄ブルーラインを
運営しています。
バンコクの高速道路最新プロジェクトではシーラット外環高速道路
(17Km)、建設費は250億バーツで進捗は70%、2016年度に開業予定です。
完成後は1日97000台が利用する見通しで、前年比+4%の収益をもたらすと
見込んでいます。
同社の2014年度の業績は売上で84億8500万バーツ、
純利益では32億500万バーツでした。
バンコク・メトロ社は今後、地下鉄延伸における運営による売上増が
期待されています。
2014年度の業績は売上で27億2890万バーツで、
純利益ではマイナスの4億6100万バーツでした。
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