インドネシア最大のエネルギー企業プルタミナはコスト削減に成功
インドネシア国営のプルタミナでは、2015年1月~5月の間でおよそ
1億7000万ドルの削減出来たとしてシンガポール子会社のプルタミナ
エナジートレーディングPertamina Energy Trading Ltd
の効果により燃料コストの大幅削減に成功しました。
プルタミナでは同様にサプライチェーンの統合により、
大きくコスト減が出来たとしています。
2015年1月にインドネシアのジョコ・ウィドド政権は
石油マフィア撲滅策の一環として、国営石油会社(プルタミナ)の
子会社でプルタミナ・エネルギー貿易会社Petralペトラルを
解散させました。
Petral社は1976年に設立。
同社は子会社2社
Pertamina Energy Services Pte. Ltd(シンガポール)と
Zambesi Investment Limited (ZIL)香港を保有していました。
2016年度の4月までに全ての清算を終えるとしています。
プルタミナでは1月~2月では損失を出したものの、1~5月では
黒字化転換しています。
また、今回のコスト削減に加えて新しい企業インダストリアル
ソリューション企業のPT Rekayasa Industri(Rekind)、
国営肥料会社のPT Pupuk Indonesiaを買収する計画です。
同社は2015年度は純利益17億3000万ドルを目指す予定です。
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