タイ国内最大手、バンコク銀行はベトナムでの中国系企業へ注目している
タイの資産規模最大手バンコク銀行(BBL)ではベトナムで展開する
中国企業の展開に注目しています。
ベトナムを輸出拠点として展開していくとしています。
ベトナムはEUとのFTA自由貿易協定を結んでいることから、
輸出として税の恩恵を得られる国とされています。
※2015年8月欧州連合(EU)とベトナムは2年半にわたる協議を経て、
双方での自由貿易協定に向けた交渉において大筋合意に達した
ことを発表。
EUとベトナムはほぼすべての物品貿易で関税を撤廃します。
15年時点で現在ある関税の99%超をEUは協定発効後7年間で、
ベトナムは10年間で撤廃します。
中国での労働者賃金は既に低いレベルではなく、今後はさらに生産基地
として、輸出基地としてベトナムが注目されていくと予想されています。
バンコク銀行ではハノイ支店、ホーチミン支店での中国企業顧客の
取引増加を目指していくとしています。
タイの企業は中国企業のように積極的にベトナム展開をまだ進めておらず、
繊維・衣料産業のみわずかに進出している状況です。
2015年度のベトナムの経済成長率は+6.5%を目指し、
輸出面では前年比18%増を目標としています。
バンコク銀行(BBL)ベトナムでは積極的融資を進め、15年度の融資額は
前年比+15~20%を目指します。
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