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ASEAN最新動向

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タイ中小規模の金融機関が積極的な拡大方針

タイ政府とタイ金融庁が定める預金保証における法律の整備が進む中、
預け入れ預金が2500万バーツを超える金額は中小金融機関の方がより
高いリターンを提供できるとしています。

高級不動産大手のランド&ハウス(LH)財閥の傘下である
ランド&ハウス銀行Land and Houses Financial Group Bank(LHBank)
では2015年度より100万バーツ預け入れしている顧客を中心に顧客獲得を
進めます。
同行では、マイクロブランチを積極的に同グループ内のホームプロ
(HMPRO)の店舗内に設置していき、15年度は新規に10%増の預け入れ額を
目指します。

同行では預け入れ保障額は低くしているとしているものの、
影響は少ないとしていて、富裕層はきちんとアセットマネジメント会社や
証券へ投資しているためであるとしています。

ランド&ハウス銀行は不動産融資を中心に成長した金融機関で、
タイ国内にて117支店を展開、ATM機器は178台数を保有しています。
2014年度末の業績は総資産で1649億バーツ、純利益では12億バーツでした。

タイの金融庁の方針で2016年度の8月より1行あたり100万バーツのみが
預金保護の対象になる変更をされるとしています。

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