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インドネシアのマンディリ銀行がマレーシアへも展開予定

国営金融機関のBank Mandiriマンディリ銀行(BMRI)は、インドネシアと
マレーシアの銀行規制当局との間の新たな合意が最終的にまとまり、
新たなサービスが期待できると発表しています。
今合意は2015年9月に締結予定です。
インドネシア中央銀行Bank Indonesia(BI)とインドネシア金融庁
Financial Services Authority(OJK)、マレーシア中央銀行
Bank Negara Malaysia(BNM)で14年度に合意済みで、
インドネシアの金融機関がマレーシア国内で営業をすることを
条件緩和しています。

バンクマンディリでは今後マレーシア国内で8~20数店舗の支店と
ATMの設置を進めていく計画です。
15年8月時点でマンディリ銀行はマレーシア国内で展開する唯一の
銀行ですが、送金事業しか認められていませんでした。

マンディリ銀行(BMRI)は資産規模インドネシア最大手の金融機関で、
2014年末時点で2,312支店を展開。
6つの海外支店を持ち、ケイマン、シンガポール、香港、東チモール、
上海などで展開しています。
総資産規模855兆396億ルピアで、純利益では19兆1878億ルピアでした。

今回のMOU覚書はASEAN域内で進められているASEAN Banking Integration
Framework(ABIF)アセアン・バンキング・インテグレーション・
フレームワーク(ABIF)の一環で、同行ではいずれ“Qualified ASEAN Bank”
(QAB)の認証を得られることを目指すとしています。

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