タイの製油小売大手バンチャークは多角化事業へ
タイの大手小売り業界のバンチャーク石油Bangchak Petroleum
(BCP)では、2014年度の業績は売上で1830億1610万バーツで
純利益では7億1100万バーツ、15年上半期は純利益は前年比37.4%
増加で38億6000万バーツでした。
背景には高い売上額と利益率の向上が大きかったとしています。
上半期の石油・ガソリン販売は1日112キロバレル換算で前年比
131%増でした。
EBITDAも121%増で51億バーツまで伸びました。
ドバイの原油価格は前期比+18%増となり、1バレル61ドルまで
上昇しています。
同社ではバイオディーゼルやB100と言うバイオ燃料を第2四半期だけで
5300万リットル販売したことが業績向上につながりました。
しかし、同社では事業の多角化を進めていきます。
2015年度までにガソリンスタンド併設のインタニン・カフェ
Intanin Coffee shopsを新たに53店舗を新設予定。
合計400店舗まで増やします。
また、インタニン・ガーデンと呼ばれる即席食品レストランも
70店舗まで増加予定です。
15年度Q2からはレモン・キッチンLemon Kitchenと呼ばれる
レストラン事業も展開し、チョンブリ県を第1号店として開業しました。
同社は太陽光発電事業も展開していて多角化事業も着々と進めていく
計画です。
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