タイの外食産業の規模に関する市場推計のデータ
タイの外食産業の規模に関する公式統計はないものの、
タイレストラン協会Thai Restaurant Associationによれば、
小売りを含む食品産業全体の市場規模は約3,000億バーツで、
その中の飲食業は約1,500億バーツと推計しています。
※一方でカシコーン銀行(KBANK)傘下カシコン・リサーチ・センターに
よれば、2010年の外食産業の市場規模は約1,900億バーツと
推定しています。
ただし個人経営の小規模店舗や屋台等も含まれています。
このうちファストフードQuick Service Restaurantと呼ばれる
大手ブランドの市場規模は英調査会社ユーロモニター・
インターナショナルのデータでは、2014年タイのファストフード市場は
前年比9%増で341億バーツに達する見通しです。
フライドチキンが11%増の170億バーツ
(主なブランドKFC、CPブランドChester’s Grill)
宅配ピザが8%増の74億バーツ、
(PizzaHut Pizza Company, Domino’s Pizzaなど)
ハンバーガーが6%増の74億バーツ、(McDonald’s, Burger Kingなど)
などになっています。
鶏肉加工の需要が高く、フライドチキンが内訳トップとなっています。
ハンバーガーとピザがほぼ同額の市場であり、日本とは違う市場ランキングに
なっています。
また、タイスキ市場(Cocaレストラン、MKレストランなど)、
日本和食レストラン市場も大戸屋、やよい軒、オイシデリバリー、
オイシレストランなども成長しています。
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