タイのコメ取扱い大手のCPインタートレード社、企業解説
コメ取扱い大手のCPインタートレード社、CPタイライス社は
タイの食品財閥大手チャロン・ポカパーングループが1979年に
設立した企業で、国際間物流、商社、貿易・精米を手掛けています。
同社は”ロイヤルアンブレラRoyal Umbrella”ブランドでコメ販売を
手掛けています。
同ブランドは100か国以上へ輸出した実績を持ち高品質のタイ米を
世界中に供給するブランドへ成長しています。
3か所の大きな精米工場:Buriramライスミル、Kamphaengpetch
ライスミル、Suphanburiライスミルで、それ以外におよそ30カ所の
精米工場と提携をしています。
生産品質はGMP, HACCP, ISO 9001:2008などで基準を確保していて、
年間でおよそ166万トンのコメを生産・販売しています。
タイ国内の袋入り精米市場はおよそ600万トンで、
CPインタートレード社は35万トンを販売しています。
タイ国内シェア5%でトップとなっています。
タイの商務省データでは14年度末の売上では129億バーツとなり、
純利益ではマイナスの2億7400万バーツとなっています。
同社は海運による輸送がメインで、多角化も広げていて食品ではコメ麺、
即席めん、Ri-O Thai ジャスミンライススナックなども
生産販売しています。
シンガポールではスーパーブランドの表彰を2003年~2011年まで
受けていて、タイ食品局から”FDA Quality Award”2013年で
表彰されています。
この記事へのコメントはありません。