シンガポールのSTエアロスペース企業解説
同社はシンガポール上場のSTエンジニアリング社傘下の企業で、
航空機整備のBOP(ビジネスプロセスアウトソーシング)の一つです。
シンガポールの同社は世界中の機体整備免許ライセンスを取得し、
日本の航空会社も含め機体の通常メンテナンスから修理まで行います。
STエンジニアリング社は航空機エンジニアリング、エレクトロニクス、
ランドシステム、マリーンの4つの事業主体を展開していて、
航空機分野では航空機体、エンジン、部品、メンテナンス、修理、
オーバーホールなどのサービスを展開しています。
エレクトロニクス分野ではデザイン開発、統合、通信、衛星事業、
Eガバメントシステム、情報通信、交通管理システムなどを展開。
ランドシステムでは特別車の開発、軍用車、採掘用特別車などを
生産しています。
海上分野では船舶建造、修理、海軍向けサービスなども
展開しています。
同社の親会社はシンガポールの国策投資会社である
テマセク・ホールディングスTemasek Holdingsです。
2014年度の業績は売上で65億3900万Sドル、
純利益では5億3200万Sドルになっています。
この記事へのコメントはありません。