タイの自動車リース&保険
タイの自動車生産台数が初めて200万台を突破したことを発表しています。
背景にはインラック政権が掲げたファーストカープログラムによる自動車販売
台数の増加、エコカー政策による自動車の販売価格の低下が購買意欲を
結び付けたとしています。
タイのローン会社が加盟するタイ・ハイヤーパーチェス協会Thai Hire
Purchase Associationではこのエコカー関連のローンによる自動車ローン
業界の成長が大きく伸びると業界の大手、カシコーンリースKasikorn Leasing,の
会長 Chairman Isara Wongrung氏はがコメントしています。
頭金は20%以下で開始できるとしていて、増加する見通しである一方で
Isara氏は自動車ローンによる不良債権Non-performing loans (NPLs)が
増加する懸念を示しています。
タイの経済成長が+4~5%台で推移している強気な状態がどのくらい続くか
にも寄るとしています。
カシコーンリース社ではNPLsの比率は0.8%をキープしているとしていて、
リスクマネジメントを強化していくとしています。
また同社で扱うエコカーの割合は
20万台のローンに対して2万台、およそ10%になっています。
同業のタナチャートバンクThanachart Bankでは自動車ローンのマーケットリーダーで
不良債権NPL比率は1.0%以下にターゲットするとしています。
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