タイのタイ国営石油は14年末決算を発表、積極的なM&Aへ
タイ国営石油(PTT)では原油価格の低迷が続く時期に積極的M&Aを
進めていくと発表しています。
CEOのPailin Chuchottaworn氏は原油価格が
-50%以上下落している現在の時期にM&A戦略を進めることが
望ましいとしています。
2015年~19年に3270億バーツ投じる計画です。
PTT社ではいくつかの子会社もタイ証券取引所(SET)へ上場する
計画も保有していて、石油輸送、石油輸送、調理用ガス、
石油貯蓄などの分野を検討しています。
2015年半ばまでにはどのような企業を上場させるかを決定します。
傘下で株式保有をしていたバンチャーク石油(BPC)と
スターペトロニアム・リファイニング(未上場)は放出予定であり、
株式売却益が2015年に発生する予定です。
PTT社の2014年度末の業績は売上で前年比-0.3%下落で
2兆8300億バーツ、純利益前年比-40%の558億バーツでした。
石油精製部門からの損失で290億バーツ、調理ガス販売部門からの
損失で100億バーツ、圧縮天然ガス部門から200億バーツの損失でした。
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