タイのコミュニティモール、中堅モールの開発が加速
バンコク都内、郊外でのタイのコミュニティモール、
中堅モールの開発が加速しています。
28の新規コミュニティモールが2015年~16年中にOPEN予定で、
ライフスタイルの変化、都市化が進んでいると
Colliers International (Thailand)社が分析しています。
コミュニティモールは2014年度大きく増加し、新規で増加した
小売スペース(大型デパート、中堅コミュニティモール、コンビニ、
零細小売店)の総計282,600平米のうち147,000平米が
コミュニティモールでした。
25の新規のコミュニティモールが2015年開業予定で、
合計で32万平米となり、14プロジェクトはカラパプルック、
チャラプルック、ペッカセムなどのバンコク西部で開発されます。
同地区は将来にバンコクメトロが開通予定であり、人の移動と
開発がさらに進むと予想されています。
コミュニティモールビジネスが流行り始めたのは2005年で、
トンロー15にJアベニューが開業。
日本人駐在員が賑わうエリアとして次々にコミュニティモールが
誕生しました。
2007年 299,286平米 2008年 363,642平米
2009年 435,409平米 2010年 524,367平米
2011年 577,896平米 2012年 703,745平米
2013年 815,179平米 2014年 962,400平米と毎年二桁の
伸びを出しています。
Colliers International社ではバンコク都内では14年度末で
688万平米の商業不動産が展開されていて、大型商業モールは401万、
中堅コミュニティモール96万平米、ハイパーマート81万平米
専門店41万平米、デパートメント28万平米、などになっています。
商業施設大手としてはセントラルパタナー(CPN)が最大手、
モールグループは未上場でSFデベロップメント(SF)はJアベニュー、
メガバンナーなどを開発しています。
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