タイの住宅開発大手APタイランドが郊外エリアの開発を再開
タイの住宅開発大手APタイランド(AP)では開発中のナムウォンワン地区
アスパイヤーAspire:Ngamwongwanコンドミニアムに関して、
販売の再開と建設の再開を発表しました。
近隣住民からの訴えにより、中断されていましたが裁判に勝利したため
再開するとしています。
同社のブランドはADDRESS、Rhythm、Aspireなど高級、
中級のコンドミニアムを建設・販売しています。
2014年度には三菱地所と共同開発の物件も発表しています。
裁判所はタイ王国環境負荷アセスメントEnvironmental impact assessment
(EIA)、建設許可申請に問題は無かったと判断しました。
Aspire Ngamwongwanコンドミニアムの建設は中央行政裁判所が支持を
判断したため、再び労働者を集め建設再開される予定です。
今回裁判所側はバンコク都庁(BMA)が適切な監督、適切な手続きを
進めなかったとしなかったと判断しました。
同物件はAP子会社のValue Property Co社に開発されていて、
ナムウォンワン通りの10ライ(1ライ=1,600平米)の不動産で
開発されていました。
総価格28億バーツ(およそ90億円規模)で2つの高層ビル、28階建て
9階まで駐車場で1,458戸数で開発されます。
1部屋28平米からの開始でした。
建設は2010年から開始されていましたが建設が中断。
2011年度から近隣住民より裁判を起こされていました。
APタイランド側では適切なプロセスと許可を踏んで建設をしていて、
問題が無ければ建設を再開し販売を進めるとしています。
同社の2014年度の通年の業績はまだ未発表ですが、
1~9月期の売上171億バーツ、純利益では20億バーツでした。
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