ASEAN経済共同体の観光業
タイの観光庁Tourism Authority of Thailand (TAT)ではタイの中小企業の
半数はアセアン経済共同体へ向けた事業対策をしていないと発表しています。
観光業を営む400社を対象に調査をしたところ、2015年に向けた
アセアン経済共同体の誕生で52%はタイ旅行にとってもビジネス機会が大きく
なると感じる一方、17%は競争にさらされると感じています。
47%は売上が上がると見ていて、14%は売上は変わらないと感じています。
タイは自然、歴史の分野でも魅力的な箇所が多く、輸送インフラなども
整っています。
ドンムアン空港ではすでにアセアンゲートが誕生していて、タイ人向け、
アセアン域内観光客向け、海外旅行者向けとなっています。
タイの観光旅行者数は1~6月期の期間で10,496,789人で1050万人となっています。
洪水後、2012年上半期のタイ国人観光客数は前年同期比+7.6%になっていて、
年間目標の達成軌道に乗っているとしています。
訪問者の半数以上(540万人)は東アジアからで中国人が最も多く、一方、
ヨーロッパ人は290万人で2番目に多いグループで、トップはロシア人。
3番目に多いグループは南アジアからで、およそ80%がインド人となっています。
タイ観光スポーツ省は、2012年末までに目標としている訪問者数2,050万人の達成
を期待しています。
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