タイ国内経済成長率は+4.3%増の回復が見込めるとアユタヤ銀行が予測
インフラプロジェクトの開始と大規模予算の執行によって、
タイ国内経済成長率は4.3%増の回復が見込めるとアユタヤ銀行(BAY)の
エコノミストがコメントしています。
アユタヤ銀行のマクロエコノミックリサーチのトップ
Sujit Chaivichayachat氏はインフラプロジェクトの開始などで
中長期的にタイ経済は回復する予想を出しています。
アユタヤ銀行(BAY)は2014年度末の業績を発表していて、
総資産は1兆2142億バーツで資産規模第5位。
純利益では141億6900万バーツとなっています。
しかし、2015年1月よりバンコクにあった三菱東京UFJ銀行バンコク支店
BTMU Bangkokを合併していて、その効果は第1四半期より現れます。
一方でサハ・グループの会長Boonsithi Chokwatana氏は、2015年
GDP成長率は2%台の成長率であると悲観的な見方を出しています。
成長のドライブに目新しい要因が無いためであるとしています。
ただ、良い点ではアセアンの中でハブ的な役割が出来る国であるとしていて、
近隣のミャンマー、ラオス、カンボジアなどのバーツ経済圏にある国と成長を
進めることが出来るとしています。
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