タイ チャロンポカパーングループ(CPF) バンコクエアウェイズ タイサーミット
タイの上場企業幹部が集まり海外展開のセミナーでコメントしています。
バンコク銀行(BBL)が主催し
タイの食品財閥チャロンポカパーングループ(CPF)、
タイの自動車部品財閥タイサーミットグループ(未上場)
バンコクエアウェイズ(未上場 IPO予定)などが集まりました。
今後アセアン各国への展開を見据えた上でどのような動きがあるのかコメント
しました。
CPFの代表Adirek Sripratak氏は40年以上にわたって”kitchen of the world”が
チャロンポカパーングループ(CPグループ)のテーマ・スローガンとなっていて
2015年のアセアン経済共同体の誕生は同社にとって非常に望ましい動きであると
しています。
2011年度のCPグループ全体の売上3600億バーツのうち、海外売上は2000億バーツ
であるとしています。
CPF単体では売上2060億バーツ、純利益で159億5600万バーツでした。
バンコクエアウェイズのCEO Puthi-pong Prasatthong-Osot 氏は
ASEAN経済共同体はタイ企業にとって、たくさんのビジネスチャンスが眠っている
とコメント。
AECの開始は航空産業の自由化を意味していて、よりたくさんの地域へ飛ばす
ことが出来るとしています。
タイサーミットグループの上級副社長Thanathorn Juangroong-ruangkit氏は
AECの誕生はタイ国外からアセアン域内へ進出するプレッシャーが一つの鍵になる
としています。
自動車部品のライバル企業はインドネシア、マレーシアにあり、もしタイの中小企業が
海外進出の対策を立てなければ10年内に負けてしまうだろうとコメント。
まとめとしてリスクを検討しつつ、避けられない状況へは自社の得意分野で
積極的に進む勇気が必要であるとしています。
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