タイ クルンタイ銀行(KTB)
タイの資産規模2位の国営銀行クルンタイ銀行(KTB)では劣後性無担保社債を
150億バーツ分発行すると発表しています。
劣後性無担保社債とは、劣後性のある担保のない社債のことで、劣後債とは
元利金の支払順位が預金債権や普通社債等の一般債務より低い債券のことで
一般債務の元利金が全額支払われた後、劣後債の元利金が支払われます。
利率は+4.6%で販売期間は10月29日~11月1日になります。
10年債で最低購入金額は10万バーツからになります。
頭取のApisak Tantivorawong氏のコメントでは同社債はフィッチ格付けで
AAとなり同行の財務強化につながるとしています。
クルンタイ銀行は55%がタイ中央銀行傘下の
Financial Institutions Development Fund(FIDF)が保有しています。
タイの資産規模、銀行のシェア18%を占めていて公務員系の口座保有が多く、
インフラ系など、国営企業への融資が多い銀行です。
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