タイの立法議会で暫定首相選出が行われる
2014年5月末以降、軍事政権がクーデターにより政権を奪取してから軍による統治
が続くタイでは、8月21日立法議会(NLA)が開かれ、暫定首相の選出が行われました。
クーデター後に軍事政権側より任命された立法議会の議員は、過半数が軍の関係者
によって占められており、陸軍のトップ、プラユット陸軍司令官が第29代のタイ王国
首相に選出されています。
同氏はプミポン国王の承認後に就任しNCPOの代表と、王国首相を兼任するかたちと
なります。
NLAの議員は資格が無かったものを除いて197名が立法議会議員となっていて、
今後は正式な憲法の改正作業や国民の総選挙に向けて2014年、2015年への政策を
進めるとしています。
今後の予定では2015年秋頃には総選挙を実施出来るとしています。
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