1. HOME
  2. ブログ
  3. タイ
  4. タイの航空法の外資規制と高架鉄道や地下鉄の運営請負企業

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイの航空法の外資規制と高架鉄道や地下鉄の運営請負企業

タイの航空法の外資規制(49%以下)など「国内陸運・水運・空運」は外国人
事業法の外資規制業種の対象、外資出資比率50%未満に制限。
同法では外資出資比率50%未満の企業はタイ企業と定義され、50%未満まで
出資可能になっています。

内閣の承認の下、商務相の認可取得により50%以上の外資出資が可能、但し、
全取締役の5分の2以上をタイ人取締役が占めることなどが条件となります。
一部業務については、投資奨励法に基づき、タイ投資委員会(BOI)の認可取得を
条件に100%出資が可能です。

バンコクでは最初の大量輸送交通機関として1999年にPPP方式による高架鉄道
BTSスカイトレインがスクンビットライン(16.8km) シーロムライン (8.5km)の
2路線で開業。
その後さらに地下鉄MRTブルーライン(21.0km)がPPP方式で2004年に開業をしました。
“BTS建設におけるPPPアプローチは土地開発以外の建設、商業、金融調達リスクを
すべてコンセッション側が負担するものであったため、1998年アジア通貨危機でデフォルト
に陥いりましたが、その後再建。
そのため地下鉄MRTに関しては建設は入札→公共事業、その後BOT方式と変更されました。

交通セクターにおける主な運営請負企業
高架鉄道事業 BTS Group Public(BTS)
地下鉄運営事業 BMCL Public(BMCL)

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択