タイ保健省がタイの585の公的医療機関が約73億バーツの赤字経営に陥っていると報告
タイ保健省MOPHの2010年の調査では、公的な病院経営に関して585の
公的医療機関が赤字に陥っているとしています。
およそ73億バーツになるとしています。
国民皆保険を導入して以降、100バーツの医療経費が掛かっても48バーツの補助金
しか得られていないとしています。
その差額は合計190億バーツに上るとしています。
結果としてヘルスケアの品質の問題が出てきているとしています。
また結果として病床数の増加を阻んでいます。
タイでは高級私立病院系の成長と、一般公的病院の差が激しく、その待遇、支払い条件
によってサービスを受けるレベルが異なっています。
今後はタイの高齢化と共に介護保険やその他の社会保障などが急務になることが
予想されていますが、現状全人口の7~8%に及ぶ高齢者のケアは家庭内における介護
に依存されている状況になっています。
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