タイのバンコクメトロが2014年10月3日より地下鉄MRTの運賃を値上げ
タイの首都バンコクの地下鉄MRTブルーラインを運営するバンコクメトロ社(BMCL)
は、2014年10月3日より運賃を値上げすると発表しました。
今回運賃上昇は2年に1度行われる運賃見直しで、今回の改訂により1:初乗り料金は
変更せず、2:乗車区間2駅から10駅まではそれぞれ1バーツ値上げ(8駅目は2バーツ)
3:11駅及び12駅以上はそれぞれ2バーツ値上げとなっています。
2016年7月2日まで、この料金が適用されます。
同社は2014年度の上半期の業績を発表していて、売上で13億6800万バーツで
純利益ではマイナスの1億5,500万バーツとなっています。
バンコクの地下鉄は今後パープルライン・ブルーラインの延伸が計画されていて、
既に着工が進んでいます。
パープルラインは、バンコク北部バンスー地区と北西郊外のバンヤイ地区
(約23km・16駅)を結ぶ計画の鉄道路線で、運営主体はタイの鉄道事業者である
BMCL、営業開始は2016年頃の見込みです。
※JR東日本は丸紅、東芝と共同でパープルラインの鉄道車両、信号、軌道、電力、
ホームドア、自動運賃収受システム、鉄道車両基地設備等10年間のメンテナンス業務
をおこないます。
ブルーライン延伸は現終点バンスー駅からタープラ駅13Km、およびホアランポーン
駅からタープラを経てバンケー駅までの14Kmの建設が進んでいます。
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