タイ 宝石ビジネス
タイのジュエリービジネスではアセアン各国の展開のビジネスチャンスを
控えていて宝石原材料の調達と、より安価な労働人材を求めてタイ国内から
広がりを見せるとしています。
その候補先はミャンマー、ラオス、ベトナム、インドネシア、ラオスである
としていて商務省の副大臣Siriwat Kachornprasart氏はタイランドの
宝石事業者は今後より競争力を求められるだろうとしています。
一方でメリットとして販売時に関税が掛からなくなるためにゼロ関税は販売面で
プラスに働くだろうとしています。
宝石の原材料の不足が懸念されているタイではミャンマー産のサファイアなどの
需要が今後高まるとしています。
ヨーロッパの経済危機により、タイの宝石産業は2012年度は1~7月期の期間で
輸出金額はマイナス15.8%ダウンの67億8000万USドルでした。
それまでは主にヨーロッパの主要国、アメリカが宝石の輸出主要国として総輸出金額の
40%を締めていましたが、経済危機後はタイ政府も他の新興国、中東、中国、ロシア、
アフリカ、ラテンアメリカなどの地域への輸出振興へ動いています。
2012年度12月12~13日には第3回となる国際宝石会議 International Gem and
Jewellery Conferenceがタイのバンコクで開催されます。
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