タイビバレッジ(THBVE)
タイの企業タイビバレッジ社とオランダ・ハイネケン社とのアセアン企業の
買収合戦が継続しています。
オランダのビール醸造大手ハイネケンがシンガポールの飲料大手
アジア・パシフィック・ブルワリーズ(APB)買収提案を総額63.5億ドルに
引き上げています。
ハイネケン社は、未だ保有していない58%のAPB株を1株あたりで
53Sドルで買い取るとし、当初案の50Sドルから引き上げました。
この58%のうち40%はシンガポール複合企業のフレーザー・アンド・ニーブ
(F&N)が保有しています。
一方で酒造メーカータイの最大手、チャロン・シリワタナパクディー氏の
親族が経営する投資会社グループ「カインデスト・プレース」が、F&Nを通じて
保有する7.3%のAPB株式に対し1株55Sドルでの取得を提案しています。
カインデストはF&Nに26.4%出資しています。
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