マレーシア THプランテーション(THP)
TH Plantations Berhad(THP)社は
Lembaga Tabung Haji(TH)傘下の企業、レムバガ・タブン・ハジと言われる
イスラム金融基金の出資企業でパームオイル農園・プランテーション、
ゴム農園・プランテーション開発、チーク材の生産などをしています。
2012年度の業績は売上で3億7500万リンギ、純利益で1億5600万リンギと
なっています。
総開発面積は91,078ヘクタール、37の開発地域を経営しています。
同社子会社であるTHP Agro Management Sdn Bhdが
農園管理をしており、インドネシアでも83,878ヘクタールのパームオイル農園
を経営しています。
株主構成は
1位 Lembaga Tabung Haji 71%
2位 Employees Provident Fund 5.8%
3位 Kumpulan Wang Persaraan 2.1%となっています。
タブン・ハジはイスラム巡礼者基金としてスタートし、
1963年Muslim Pilgrims Saving Corporationとして開始されています。
マレーシアでイスラム金融が発展するきっかけとなったのはマハティールが首相
になった数年後の1983年にイスラム金融法が制定されてから
マレーシア・イスラム銀行(Bank Islam Malaysia Bhd、BIMB)が
スタートしてからとされています。
この記事へのコメントはありません。