タイ PTTグローバルケミカル(PTTGC)
タイ国営石油(PTT)社傘下のPTT Global Chemical(PTTGC)では
2013年度8月に原油流出事故を起こしましたが、投資家・アナリスト判断では
有望な企業として将来性を判断されているとしています。
PTTGCでは機関投資家からの資金流入は継続するとして
2013年ー14年の1株あたり収益は3.8%~7%になるとしています。
背景には原油流出事故に関する補償金などが影響する見通しです。
短期間としては業績下落の影響を受けるものの中長期的には成長見通しは
良いものと判断されています。今後、PTTGC社としてマレーシア、インドネシア
への拡大、進出、多角化が見込まれていて石油下流事業に関して収益が伸びると
しています。
2015年以降ではガソリン価格上昇の予測とオレフィンや石油精製品の収益幅の
増加などで業績の回復が見込まれています。
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