バンコクの道路占有面積は全体の8％しかなく、輸送を潤滑にするに必要な
道路面積は20％と言われています。
また現状レベルでバンコクの車両が円滑にスムーズに動くことの出来る台数は
120万台とされていて現状動いている台数780万台は完全な許容オーバーと
言われています。
※結果としてラッシュアワー時の平均時速は2.67Km/時速となっています。
　2012年度は政府の自動車購入刺激策によりバンコクだけで47万台の新車登録が
ありました。

バンコク都政や各機関の対応では
高架鉄道BTSや地下鉄MRTの開発プロジェクトを推進する
(2019年までにおよそ10路線を完成させる)以外には
バス利用推進で2013年度からバスをさらに3000台投入し、大量輸送利用の
利便性を図ります。
またボトルネックとなっている陸橋や川を結ぶ橋の交通渋滞緩和のため
川橋の建設を進めること、一部の都内では無料貸し出しの自転車利用なども
進めていくとしています。