タイ 明治安田 タイ生命保険
日本第2位の生命保険Meiji Yasuda明治安田生命保険では
タイのタイ生命保険を戦略的パートナーとして選び、株式15%を出資すると
発表しています。
投資金額はおよそUS$7億ドル(Bt218億バーツ)になるとしています。
明治安田生命保険では販売手法、マーケティング、生命保険商品開発など
タイ生命保険の事業強化につながると判断しています。
また来たるアセアン経済共同体(AEC)に向けタイを選んだとしています。
タイ生命保険のフィロソフィーなどは変わらないとしています。
タイ生命保険の代表Chai Chaiyawan氏は2015年以降は
ASEAN Economic Community (AEC)が誕生する、競争力の強化と保険産業の
拡大を目指し今回の提携に至った経緯を説明しています。
Barclays社が今回のファイナンシャルアドバイザーとなり、
Baker & McKenzie社は法律関連アドバイザーとなり今回の交渉を成立させます。
2012年末時点でタイ生命保険の総資産はBt2020億バーツ、総貯蓄額が1600億バーツ
であるとし、2012年度の初年度加入額は、Bt124億バーツ前年同期比+40%増でした。
タイでの生保市場はまだ加入者割合が全体の32%にとどまっていて中間層が増えつつ
ある有望な市場であるとされています。
タイ生保協会Thai Life Assurance Associationでは2013年度の市場は前年同期比
+17%であるとしています。
この記事へのコメントはありません。