インドネシア 中央銀行利上げ +6.50%に変更
東南アジアでの経済減速が強まってきた為、インドネシアの中央銀行は、
インフレや通貨ルピア安に歯止めをかけるため2カ月連続で利上げを
実施したと発表しています。
政策金利を+0.5%引き上げ+6.5%とすることを発表しています。
インドネシア中銀は2013年6月にも、これまで15カ月連続で据え置いていた
政策金利を+0.25%引き上げたばかりでした。
背景には2013年6月に実施されたインドネシア国内燃料価格の引き上げが
原因となっています。
インドネシア政府は6月22日にレギュラーガソリンや軽油の値上げを実施。
インドネシアの2013年6月のインフレ率は+5.9%でしたが、7月には7.5%に
達すると予測しています。
今後、インフレに対する予防的措置としての金利政策を強化することも
表明しています。
資源国インドネシアはこれまで、好調な資源輸出とインドネシア内需で
高度成長を継続してきましたが、2012年度なかばより資源の輸出が減速し
始めています。
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