インドネシア 自動車生産台数と販売台数
タイの生産台数ではまだ及ばないもののインドネシアでの自動車産業が活発化
しています。
強い国内需要と経済政策から今後タイのライバル国になる可能性が高く
なっています。
Toyota, General Motors, Ford、Tataなどはインドネシアへの投資を活発化
していて自動車組み立て工場の新工場建設計画を発表しています。
トヨタは2014年までに年生産台数を 23万台へ
GMゼネラルモーターズは 1億5000万USドルを投資して生産工場を建設。
年産4万台を目指します。
自動車販売台数は2012年度は100万台突破が確実視されていて世界の市場でも
急成長する自動車市場になっています。
インドネシア版エコカープロジェクトなどを導入し2020年度までにハイブリッド車
などの生産も出来る体制を整えます。
またインドネシアは世界で第3位のバイク市場であり、中国、インドに次ぐ市場規模
になっています。
ホンダ、ヤマハが市場シェアを占めていてインドネシア国民2人に1台の時代が2015年
までに到来するとしています。
自動車の販売台数は第1四半期で+10.6%増加になっていてIndonesian Automobile
Industry Association インドネシア自動車産業協会の発表で249,589台が販売された
としています。
2012年末までにはおよそ960,000台が販売される見通しです。
2011年度は87万台でした。
インドネシア政府では自動車購入に関して中央銀行より30%の頭金を要求していて
これを25%まで下げる政策を検討しています。ガソリン価格の高騰などから自動車
の販売台数低下もありえることから予防策として金融ローン条件の緩和を計画しています。
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