タイの2012年度第1四半期の成長率は＋0.3％増で、2011年度第4四半期から
11％上昇しています。
タイの国家経済社会開発委員会National Economic and Social Development
Board(NESDB)の秘書官Arkhom Termpittayapaisith氏が発表しています。

製造業生産、消費、投資、旅行など回復していて2012年度の通年では＋5.5～6.5％
を予想しています。
世帯消費では＋4.5％の上昇で、インフレ率も3.5～4.5％増にとどまる見通しです。

NESDBの2012年の国内総生産(GDP)成長率見通しは第1四半期3月の従来予想で
据え置いていて、2012年の輸出の伸び率見通しは＋15.1％増で、2月時点の＋17.2％
を下方修正しています。

タイ財務省は3月末、2012年の国内総生産(GDP)の成長率見通しを従来予測の
5.0％から＋5.5％に引き上げています。
2011年の深刻な洪水被害を受けて公共および民間投資が加速する見込みでGDP
全体を押し上げると分析しています。