タイの王室系財閥のサイアムセメントSiam Cement Group (SCC)では
2013年度の業績予測で4300億バーツを越える見通しを発表しています。
中国経済の低迷にも関わらず同社ＣＥＯのKan Trakulhoon,氏は　
石油化学製品の売上好調、建材販売、セメント販売量の増加が牽引しているとしています。

2013年第4四半期に海外企業からの収益がプラスされるために
売上が増加するとしています。
今後5カ年掛けて2,000億バーツを投資して売上規模6,000億バーツを目指します。

中国経済の低迷はいずれ回復基調になり、2015年に向けてアセアン各国の経済成長もあることから、アセアン経済向けの売上比率は2012年度8％であったのは2013年度9％まで引き上がると予測。

今後海外展開としてはベトナムでの石油化学コンビナート開発、ミャンマーでの同社の進出にもミャンマー政府からＧＯサイン許可を得ているとしています。