タイの財閥 14 15イタリアンタイ・グループ(ITD) チョーガンチャーン・グループ(CK)
イタリアンタイ・デベロップメント社(ITD)はタイのゼネコン最大手で
スワンナプーム空港建設事業を大林組、竹中工務店などと共同JVをしたり、
高架鉄道BTSの建設を受注するなどタイにおける国内インフラ事業を担う企業。
海外事業売上比率が40%以上でインド・バンガロール市の鉄道建設、
デリーメトロの駅舎建設事業、コルカタ空港旅客ターミナルビル建設など幅広い。
ミャンマーの南部のダウェー・深海港プロジェクトは2010年、ITDがミャンマー政府から受注。
このダウェイ~タイ首都バンコクまでおよそ300Kmでタイ企業のみならず
日系企業にもアセアンの西側玄関口になる可能性もある。
2012年度の売上は469億バーツ。
チョーガンチャーン・グループ
インフラ基盤である道路、大規模な橋、高速道路、高架鉄道などを建設する。
熊谷組、東急建設などとのJV事業(ジョイントベンチャー事業)も手掛け、
バンコク高速道路(BECL) 高速道路運営事業
バンコクメトロ(BMCL) 地下鉄運営事業
タイ・タップウォーター(TTW) 上水処理事業などを子会社に持つ。
2012年度の売上は223億バーツ。
他にゼネコン大手としてシノタイエンジニアリング(STEC)などがあります。
この記事へのコメントはありません。