アセアン各国の原子力発電
タイを含め、アセアン各国では原子力発電事業を棚上げしてきました。
2011年3月の福島第一原子力発電事故をきっかけに多くの国では原子力発電に関して
不安を感じています。
タイランド、マレーシア、インドネシア、フィリピンは原子力発電事業を遅らせています。
国際原子力機関International Atomic Energy Agency (IAEA)’傘下のAsian Nuclear Safety Network (ANSN)アジア原子力安全ネットワークの方針や方向性に従うかたちになっています。
しかし、タイ政府の管轄にあるBureau of Safety Regulation under Thailand’s Office of Atomic for PeaceのPongkrit Siripiromダイレクターは、まだ完全に取りやめたわけでは無いとコメント。
より安全かつ安心度の高い発電設備を準備する必要があるとしています。
同氏はタイランドは原子力発電への準備を進めるべきで有るとコメントしていますが
タイ政府は既に2026年に稼働予定としていた原子力発電を更に延期するとしています。
一方でベトナムのみ、アセアン各国とは異なり、2,000メガワット級の原子力発電事業を2020年までに完成をさせたいと発表しています。
インドネシアは現在建設可能性のある候補地を調査している段階であるとしています。
マレーシアは事前可能性調査として2021年以降の稼働を予定したいとしています。
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