タイ テスコ不動産投資ファンド(TLGF)
タイで展開する大型小売り商業チェーンのテスコ・ロータス社の不動産投資信託ファンドの
テスコ・ロータス リテール・グロースフリーホールド・リースホールドプロパティファンドThe Tesco Lotus Retail Growth Freehold and Leasehold Property Fund(TLGF) では
さらに、投資資産を追加して行くことを発表しています。
追加資産はナワナコン地区とパトンムタニ地区の店舗不動産、さらに有望な店舗不動産も
加わるとしています。
不動産部門ダイレクターのSompong Rungnirattisai氏は毎年1つか2つ規模でTLGFに
追加していくとしていて、不動産投資信託の規模は大きくしていく計画であると
しています。
大型のハイパーマーケット型商業施設を年間7~8店舗と200店舗以上の小型商業店舗を
含めて年間300以上のテスコ・ロータスブランドのショップを今後展開していく予定であるとしていて、年間に直すと70億から80億バーツは資産が増加するとみています。
2013年時点でテスコロータスはハイパーマーケット型の大型商業施設を100以上展開していてその半分を組み入れる可能性を示唆しています。
こちらを管理しているのはアセット管理会社のクルンタイアセットマネジメントKrung Thai Asset Management(KTAM)でTLGFは第1四半期で17億9000万バーツの売上があり、純利益は12億4000万バーツであったとしています。
また同ファンドでは1ユニットあたりで今期18.01サタンの配当が出るとしています。
3月末時点ではTLGFは22のTesco Lotusハイパーマーケットの不動産を証券化し、
不動産投資信託としています。
主な箇所はバンコクが多く、今後は郊外の観光地も増加していくとしています。
タイ証券取引所に上場する不動産投資信託(REIT)では最高の時価総額で
350億バーツを誇ります。
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