タイ セントラル系パワーバイ
タイの商業大手セントラルグループ傘下の家電量販店グループ・パワーバイ
Power Buy Co社では2016年以降に始まるアセアン経済共同体への布石として準備を
開始するとしています。
イギリスの家電専門店のコメットComet http://www.comet.co.uk/の
最高責任者であったBob Darke氏を新しいパワーバイ社の代表に起用しています。
2012年12月に家電販売チェーン、コメット社は破綻しています。
1933年に事業をスタートし79年の歴史を持っていた同社は最大で6,000名の
社員を抱えていました。
同社の負債は2億3300万ポンドでした。
セントラルグループでは過去にも外国人を旗艦企業の中の代表に起用したことがあります。
Central Retail Corporation(セントラル大型小売り部門)
Central Food Retail(セントラル小売りのスーパーマーケット部門Tops supermarketsとSuperSportを経営)
B2S(セントラル文房具、書籍チェーン部門)
また特にバンコク郊外のタイ人向けにブランドPRを強化するとしていて
Power Buy ショップの独立型店舗を拡大していく考えを示しています。
※これまではセントラルプラザ店舗内、ロビンソン店舗内がほとんどでした。
Power Buy社では13億バーツを店舗拡大へ投資し、9億バーツ分は11店舗の
新規開店資金、残りはマーケティングとPR資金とします。
4店舗は独立型店舗、およそ3~5ライの面積で、ナコンシータマラート地区、
ウドンタニ地区へ建設します。
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