シンガポール証券取引所(SGX)
シンガポール通産省が発表した2012年度1~3月期の国内総生産(GDP)は
前期比年率換算で+9.9%増とプラス成長を回復しています。
これを受けて、シンガポール通貨庁(中央銀行に相当)は予想外の金融引き締め
に動き、インフレ圧力抑制のため自国通貨の上昇加速を容認すると発表しています。
ブルームバーグによるエコノミスト調査の予想中央値は+6.8%増でした。
為替レートを使ってインフレ抑制を図るシンガポール通貨庁MASはシンガポールドル
の取引バンド(許容変動幅)の傾斜をややきつくし、2012年のインフレ率予想を
上方修正するとともに平均インフレ率見通しを+3.5~4.5%と、従来の2.5~3.5%
から引き上げています。
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