タイの銀行の2011年度決算が発表されています。
タイ証券取引所上場企業11金融機関の合計のバンクセクターの純利益合計は
1068億バーツで前年比＋21％と好調でした。　
2010年度は883億バーツでした。

また純利益部門で1位の金融機関はサイアムコマーシャル銀行(SCB)
Siam Commercial Bankで362億バーツでした。
SCB融資額が順調に伸び、＋22％で利子収入も＋27％増でした。
非金利収入も＋38％増加しています。

また成長率でのトップの金融機関はCIMBタイ銀行(CIMBT)でマレーシア金融2位
の銀行ですがタイでは高い成長率になっていて、純利益の伸びは＋58％増で
13億バーツまで伸びています。
過去の不良債権や不要資産の売却で大きく利益が伸びたとしています。

総資産順の各金融機関の純利益
1　バンコク銀行(BBL) 273億バーツ　+11.1％増
2 クルンタイ銀行(KTB)　　　　　　　 170億バーツ　+14.1％増
3　カシコーン銀行(KBANK)　　　　　 Not Yet　　
4 サイアムコマーシャル銀行(SCB) 362億バーツ　+49.8％増
5　アユタヤ銀行(BAY) 92億バーツ　 +5.3％増
6　タナチャート銀行(TCAP) 50億バーツ　 -11.2％減