タイの被災した工業団地
タイの被災した工業団地です。
<サハ・ラタナナコン工業団地>
●● サハ・ラタナナコン工業団地(全42社のうち日系35社) ●●
Saha Ratanna Nakorn Industrial Estate
アユタヤ県バンパハンに位置していて バンコクから北に82kmの位置にある。
日系企業を中心に42の工場がある。雇用総数は約1.5万人。
2011年12月、管理しているタイの消費財大手サハパタナピブンは、
工業団地会社サハラタナナコンの保有全株(発行株式の15%)を子会社に
2700バーツで売却したと発表した。
サハラタナナコンは経営破たんし、会社更生手続きにより再建を進めている。
タイ中部を襲った大洪水で同社が開発運営するサハラタナナコン工業団地
(アユタヤ県)が2カ月にわたり水没。
復旧や洪水対策には多額の資金が必要で、再建への道のりはさらに険しくなった。
<ナワナコン工業団地 NNCL>
●● ナワナコン工業団地(190企業のうち日系104社) ●●
ナワナコン工業団地 (タイ語:เขตอุตสาหกรรมนวนคร、英語:Nava Nakorn Industrial Estate)は、
タイのナワナコーン公社が管理する工業団地。
タイ中部パトゥムターニー県クローンルワン郡に位置する。
1971年に開設されたタイ初の工業団地。ナワナコン工業団地パトゥムタニとも記述される。
バンコクへのアクセスの良さ、政府からの高い恩恵を売りにしている。
2011年1月現在入居企業は230社、270工場が入居し、内104社が日系企業、
労働人口は27万人。ナコーンラーチャシーマー県にも系列工業団地
ナワナコーン・ナコーンラーチャシーマー工業団地がある。
<バンカディー工業団地>
●●バンカディー工業団地(全34社のうち日系28社)●●
バンカディー工業団地 (タイ語:สวนอุตสาหกรรมบางกะดี、英語:Bankadi Industrial Park)は、
タイのバンカディー工業団地社(Bankadi Industrial Park Co., Ltd.) が管理する
工業団地。1987年創設。タイ中部パトゥムターニー県ムアンパトゥムターニー郡に
位置する。東芝関連の冷蔵庫、エアコン、テレビ、半導体など子会社数社を含む、
家電、電子、食品産業の日系企業が入居。
<ロジャナ工業団地 ROJANA>
●● ロジャナ工業団地(全218社のうち日系147社) ●●
ロジャナ・アユタヤ工業団地 英語:Rojana Industrial Parkは、
タイのロジャナ工業団地社が管理する工業団地。タイ中部アユタヤ県ウタイ郡に位置する。
1989年に開発開始。「ロジャナ工業団地アユタヤ」とも記述される。
タイ財閥ウィニットブット家と住金物産の合弁企業。2004年で入居企業115社、
従業員数5万人規模の民間資本の工業団地では最大の規模を持つ。
バンコクへのアクセスの良さを売りにしている。
入居している企業は自動車、自動車部品、電気・電子関連、食料品など、218社中147社が日系企業。
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