タイの観光産業
タイのハブ空港であるスワンナプーム国際空港を合わせ、タイの海外からの
観光旅行者数とその観光収入は以下のように
2007 5470億バーツ 1300万人
2008 5320億バーツ 1450万人
2009 5700億バーツ 1410万人
2010 5500億バーツ 1550万人 (推定)
2011 6200億バーツ 1750万人 (推定) となっています。
しかしすでにイミグレーションでは混雑しており、待ち時間が長いという苦情、
サービスの質の低下などもクレームの原因になっています。
タイの2010年度のGDP成長は+7.9%となる見通しですが、輸出などで前年比
+10%以上伸びるなど、好調が続きました。
観光産業では一番のリスク要因が政治情勢とされています。
Kavee Chukitkasemカシコン証券リサーチャーは
「タイでは政情混乱は常にあるリスクとして認知されてきている。
しかしながらビジネス環境にはさほど影響しないだろう。
問題があるとすると観光産業のみである。」
としています。
Surapol Sritrakuタイ旅行代理店協会会長は
「多くの観光客は政情不安の可能性を危惧している。
そのため、まだ本格的にバンコクへの旅行ブームは来ていない」
とコメントしています。
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